Jul.25.2009  2009 AUTOBACS SUPER GT Round5 RaceReport1 










昨日SUGOは、梅雨特有の霧と雨の天気となりました。予報によると、今日も同様の天気のハズでしたが、予報は完全に外れて、強い大陽の日差しが降り注ぐこととなりました。しかも、90%に達する湿度によって、マレーシアにも負けない非常に蒸し暑い天気となりました。

午前中1時間30分間行われるフリープラクティスの際、童夢はタイヤの評価を中心としてセットアップを進めました。急激に温度が上昇しているため、路面状況の変化が大きく、評価が難しい状況でしたが、ハードコンパウンドの方が、安定した性能を期待出来そうです。

フリープラクティスの際、路面の変化が大きいことから、アンダーステアとオーバーステアが交互に顔を出す操縦性を示しましたが、予選までにフロントサスペンションを多少柔らかくしセットして対策しました。
今年のSuperGTは、タイヤの持ち込み制限が厳しいため、予選の際常に最良のタイヤを履いて走行することは出来ません。
今回の場合ハードコンパウンドが適していると判っていても、予選の最初に設けられているGT300とGT500の混走時間帯はソフトコンパウンドのタイヤを履いて走行することを決定しました。
予選の最後に10分間だけ設けられているGT500単独の走行時間帯の際、やっとハードコンパウンドのタイヤに履き替えました。
ところが、急激に温度が上昇したため、予想以上に路面コンディションが変化しているようです。小暮卓史はアンダーステアを報告していますが、終了直前タイムアップに成功して、8位でスーパーラップ進出の権利を獲得しました。NSX-GT勢としては唯一のスーパーラップ進出です。

最初にスーパーラップに登場したNo.18 ROCKSTAR童夢NSXは、セッション1を42.484秒で走り抜け、1分17秒785のラップタイムを記録しました。予選より、ほんの少し速いだけですが、ライバル達も路面コンディションの変化に苦しんでいるようです。続いてスーパーラップに登場したライバル達も、タイムがばらついています。
最終的にNo.18 ROCKSTAR童夢NSXは、5位で予選を終了しました。

スターティンググリッド
5 No.18 ROCKSTAR童夢NSX 1分17秒785
****以上スーパーラップでのタイム****
11 No.8 ARTA NSX 1分18秒348
12 No.32 EPSON NSX 1分18秒365
13 No.100 RAYBRIG NSX 1分18秒642
14 No.17 KEIHIN NSX 1分19秒570