天気予報によると、午後雨が降る予定でしたが、SUGOは、昨日同様非常に暑い日曜日を迎えました。ところが午後1時を過ぎると南の蔵王方向の空が真っ黒になってきました。そのままフォーメイションラップが開始される午後2時を迎えました。何時雨が降り出しても不思議でないような状況でしたが、そのまま決勝レースはスタートしました。
朝行われたフリープラクティスの際、追い越し禁止区間で追い越しを行ったチームが現れました。ルールによって、そのクルマのスターティンググリッドが2つ降格されたため、No.18ROCKSTAR童夢NSXは4番グリッドから決勝レースをスタートしました。道上龍が操るNo.18ROCKSTAR童夢NSXは、1コーナーへの進入の際ポジションを6位に落としてしました。しばらくすると、右側のタイヤの内圧が落ちていることが判明しました。スタート直後、何か異物を踏んだのかもしれません。 スタートから30分を過ぎる頃、心配されていた雨が降り始めました。少々早めですが、30周終了後No.18ROCKSTAR童夢NSXはピットインして浅溝のレインタイヤに履き替えました。同時に燃料補給、そしてドライバーを小暮卓史に交代してレースに復帰しました。
ところが、No.18ROCKSTAR童夢NSXがレースに復帰した直後、急に雨脚が強まりました。そのため、この段階でピットインしたライバル達の多くは、深溝のレインタイヤと交換したため、浅溝のレインタイヤで走るNo.18ROCKSTAR童夢NSXは11位までポジションを落としました。 小暮卓史は、浅溝タイヤではグリップしない、と訴えています。
スタート前童夢は、午後雨が降ったとしても、そのまま降り続くことはないと予想して作戦を組み立てました。そのため、むしろレース終盤コースが乾いてくるのであれば、スリックタイヤへ履き替えることを想定していたため、浅溝のまま走り続けました。
しばらくすると、予想通り雨が小降りとなりました。No.18ROCKSTAR童夢NSXは、直ぐに自力で6位までポジションを挽回しました。 50周を過ぎると、ほとんど雨は止んで、どんどんコースは乾き始めました。深溝のレインタイヤを履くライバル達は、タイヤの消耗が激しいようで、急激にラップタイムが落ちてきました。No.18ROCKSTAR童夢NSXは、どんどんライバル達を追い上げました。68周目No.36トヨタSCを抜いて5位、そして75周目になるとNo.100 RAYBRIG NSXとNo.6トヨタSCとテイルtoノーズの体制に持ち込みました。76周目馬の背への進入でNo.6トヨタSCを抜いて4位、そして残り1周となった80周目No.100 RAYBRIG NSXを抜いて3位へと、次々とポジションを上げてチェッカーフラッグを受けました。 No.18RACKSTAR童夢NSXのレース終盤のゴボウ抜きに対して、J sportsから、ベストオーバーテイク賞が贈られました。 ご声援ありがとうございました。
決勝レース結果*暫定* 3 No.18 ROCKSTAR童夢NSX 81laps 4 No.100 RAYBRIG NSX 81laps 6 No.17 KEIHIN NSX 81laps 11 No.32 EPSON NSX 80laps 14 No.8 ARTA NSX 77laps
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